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2007.08.25 (Sat)

知らない世界

衝撃的な本に出会いました。

「生きながら火に焼かれて」スアド著
http://www.sonymagazines.jp/new/nonfiction/fire.html
内容をちょいと紹介すると。↓
中東の農村部では、女性の婚前交渉は死刑に値する行為です。
(驚くことに”道端で男性と話をした”あるいは、そんな事実はなく、
噂が立ったというだけでも、同様であります)
そのような女性は「一家の恥」とされて、
家族によって殺しても罪になりません。
むしろ家族は一家の名誉を守るために、
間違いを起こした娘を殺さなければいけないのです。
この習慣を「名誉の殺人」といいます。
家族によって火あぶりにされた少女スアドが、
スイスの人権団体によって救われ、
欧州で第2の人生を送り出すまでのノンフィクションであります。


「世界には、こんな文化があったのか!??」という驚き。
そして、こんな国(地域)で育つと、
こんな考え方になるのかと、非常に興味深かったです。
彼女が生まれ育った村では、女性の社会的地位は無きに等しく、
まるで奴隷のような一生を送るのです。
けれど悲しいことに、そのような世界しか知らない彼女たちは、
それを当然のように受け止めてしまうんですね・・・・

コレが過去の話ではないところが、こわい。
イスラム圏って、やっぱり理解不能。。。 (; ̄- ̄;)


けれど、虐げられているのは、
農村出身者だけではないんです。


「プリンセス・スータナ」ジーン・サッソン著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4795212732.html
サウジアラビアの王女スータナの、実際のお話です。
サウジでは発禁本になっているとか。


両著とも、作者の身の安全を守るため、
氏名は伏せられているのです。


・・・・・書物って不思議です。

人目をしのんで、
これらの書物を書き綴った彼女たち。

一方わたしは、
遠く日本の片隅で、
彼女たちの悲痛な嘆きを知る。

時間空間を越え、
出会うはずもない、
彼女たちと、わたしを結ぶ一本の糸・・・・・
それが、書物。


全ての人に読んでもらいたい、考えてもらいたい本です。









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